後になってじわじわとブラック企業で働いていたのだと
気がついたのは会社が倒産してからのことでした。
しばらくはショックでかなり落ち込んでいて
その時に「自由師匠」と出会って
生き方そのものが変わった私です。
その会社はそんなに大きな会社では
ありませんでしたが今後事業展開を大きく進めていくにあたり、私をデザイナー兼プロジェクトマネジャーとして迎え入れたいとのことでした。
契約締結は東京で行いました。
CEOは別件でタイに行っていて
副社長と初で会う手筈でした。
東京駅でお迎えしてアテンドしつつ都内の市場調査。
始めて副社長に会った時はキラキラ感がすごかったです。エナメルのヴィトンのバッグ。
白いブラウスはナラカミーチェ。
カフスもしていて細い足にハイヒール。
ネイルもビジューがたくさんで本当にすごかった。
さらに優しい声と上品な雰囲気ですっかりファンに。
ただね。
年齢は結構お姉さんでCEOのお姉さんかと思ったら
妹さん。
市場調査のために都内を歩くのだけど
兄の愚痴から始まりました。
「昔はまだ太ってなくていいヤツだったんだけど。」
「兄は２度目の結婚で。。」
全く仕事の話がありませんでした。
というか、最初に会った瞬間にピンチヒッターの
ど素人&仕事したいわけじゃなく
頼まれたからなんか来たんですよね。感があって。
この仕事、ダメなんじゃないかな？
と、勘が働いてしまいました。
ど素人であることは
誰でもみんな最初はそうで、そこからどう学んで
磨いて形にしていけるか。
私はむしろそういうチャレンジ精神好きだし。
ただね、私には優しくしてくれるんだけど
愚痴しかない。
家族経営ってこんな感じ？
わけが分からないモヤモヤが湧き上がりました。
契約締結は丸の内のシャングリラホテルのラウンジで
しました。
五つ星ホテルってのも知らないで
夕方から夜にかけてのライトアップと
高階層からみえる夜景
となりで会合しているフランス人たち。。
私は舞い上がっていたようです。
その後本格的に仕事が始まって
デザイン画持って、生地問屋飛び
イラスト死ぬほど描いて
ラインのスタンプ作ったら
動画のスタンプ作れと言われ
特許（まだ全然必要な段階でもないのに）取るから
人を探せと弁理士と何人も会い。。
プロジェクトマネジャーという名の雑務。
なんの仕事しているのか分からなくなって来てて
「このデザインでは売れないと思いますよ」と
他の人も言うし、私も意見してもとにかく
CEOの話が一番！！
家族だから言える？なんだか激しいものに巻き込まれたり、家族経営の中に入るのってどこもそうですかね？
とにかく途中から流れがおかしくなって来ていたのは
気がついていたのです。
それである日
お給料が振り込まれなくて
その日を境に連絡がつかなくなってしまったのです。
いつもあれだけ「人と言うものは。。」みたいなことを言っていたCEOがトンズラ。
原因は資金のショート。
電話は出ない。
ラインだけ返信は来る。
私を攻める内容。
電話に出ないのは逃げている証拠。
妹副社長は「人として最低なことをしてしまいました。
ななちゃんにはなんと言っていいのか。」と。
それでもお給料は戻って来ませんでした。
お金のことは特に頑張っていた時期が空白になってしまってショックはショックでしたが
逃げたことのほうがショックが大きかったです。
ただね、その頃に別な収入源があったので良かったなと思います。
めんどくさいの苦手。
次行こう！次のが本格的にやれと自分の勘が働いていました。
あなたの状況が今、どんなふうなのかは
分かりませんが
何か変化が起こった時に気がつく勘と切り替え力。
そして
何かが起こっても動じない収入の柱を少なくても良いから何個か持つことをオススメします。
私はこのエピソードでさらに
磨きたいなと思っています。
今って副収入をいろんなところから得られます。
簡単に商売は始められます。
いらないものを売ることだって商売のひとつ。
ほんの少し。。例えば会社員の方なら
確定申告のチェックマークを
一つつけるだけで会社にバレないとか
現金に換えなければ申告すらいらないとか
知識があると出来る方法はたくさんあります。
自分の勘を信じて進みましょう♪
トップ画はジンクスに特に凝っていた時
調べ物をしていて、次の旅行が危ないかもしれない！と
思って星の形のブレスをして旅に出た時の思い出。
（知りたい人は星→五芒星、六芒星のwikiなどで
日本での解釈とヨーロッパやその他の国での解釈の違い調べてみて下さい。）
言いかえるなら、その旅行がとても上手くいくように！
というジンクスに変えたということです。
おかげで連載が決まる流れの方向に行き
行った先々で食事に行けば飲み物サービスしてくれるわ
友達が食事を全部ごちそうしてくれるわで
最高の旅になったのです♪