人は変わる!良くも悪くも。解釈しだい。

今日は親と電話で話しました。母親です。

小さいころに親が言っていた言葉。
「心配だからダメ。」「あぶないからダメ」
何か相談事をするたびに
瞬間でそう言われてシャットダウン?
あまりの即答ぶりに悲しささえありました。
そして時を経て今
母は孫の心配をするお嫁ちゃんと昨日会って
「お母さんが心配ばかりしては
その不安が子どもに影響するから
心配すぎたらダメよぉ。」と言ったそうです。
思わず「良く言うわー」と言葉が出てしまいました。
あれだけ「心配だからダメ」がくちぐせのようだった
母からそのような言葉が聞けるとは…
「そんな、もう攻めないでよ。
時間が経つほどに子育てにも余裕が出て来て
今はそうでもないじゃない」
うむ。そうかな?
「実家出る出ないの大きくなった私にも
心配だからダメ!言いまくってたヤーン!」
「あはは。そうだっけ?」
私に対しての「心配だからダメ」が止まったのは
いつだろうと思います。
実家をごねられながらも、なんとか出た時でしたでしょうか?
いやいや、実家を出て10年ほどした時でしょうか?
はっきりと私から操作して言わせなかった時は
初でひとり海外旅行(ドイツ)に行く時でした。
行く前に話していたら「心配だからダメ」が
間違いなく出ていたので
行って帰ってきてからの事後報告にしました。
話したとたん、かなりびっくりしていたようですが
それ以来は
言っても聞かない≠最近はそれなりに出来る子になれたよねぇ
なんて、「心配だからダメ」が出てこなくなりました。
しかも実家を出る時も家庭内で何日間も話し合いをして
「心配だからダメ」の何連発を聞いたことか
分からないくらいだったのですが
今や「世界のどこでも行けばいいじゃない」と。
また
今年の5月にドイツへ行こうとつい最近まで思っていました。
昨年の年末にベルリンでテロがあって
facebookでベルリンの友達の安否確認の警報が入っていたり
(友達はみんな元気でした)
心がざわつくことがあっても行く気持ちは変わらなかったのですが…
諸事情により時期をずらすことになりました。
の、話を母にしたら
「心配だから…」
あれ? ダメじゃないんだ?
それはそれで認められた?のか嬉しいような
あれだけ熱くバトルしたのに今なにそれ?
なんていう気持ちと笑いがあります。
母の庇護と束縛。
10年ほどして緩和のようですね。
あれだけダメダメ言っていた人も変わりました。
きっと「先に行っちゃったもんねー♪」と事後報告する
私も変わったからでしょうか。
二人で笑いました。
当時は「ダメダメ」言われることが
悲しいと思ったり
子どもながらに
「子どもの可能性つぶれちゃうよ?」なんて思っていました。
そこは父の男性的考え方が入ると
「人に迷惑をかけないなら
どこに行って何をやってもいいじゃないか」と
広がるわけです。
どちらかだけに偏ることなく
いいとこ取りをして上手く家を出たよな、私。
と、思う今です。
親の言葉であっても、やはり結局は「自分」だ。
それはずっと変わらないのだなぁと
うなずきつつ、今夜のブログはおしまいです。
写真のケーキは最近流行っているらしい
ワイルドなコーティングのケーキです。
あえてスポンジが見えていたりしてて
お花の装飾が凝ってて。
「森のウェディングで森のケーキ」って楽しそうだなと
載せてみました。
おやすみなさい♪